前輪に注目 (TT)

一番目立つのに一番汚れるのがアルミホイール

いい車に出会ったときにどこに目がいきますか? 

フロントグリル → ボンネット → 次は? 上の写真は普通に歩いていていい車だな、と思い何気なくスマホ撮影したものです。

ざっくりですが10台のうち6台はこんな状態か、これ以下か、です。2割くらいでしょうか、ボンネットに負けないくらいキラキラしたアルミホイールを見るのは。

考えたらタイヤ周りは汚れの坩堝(るつぼ)。

空から降ってくる汚れだけではなく地面から飛び散るもの、ブレーキドラムからはじかれ飛んでくるもの、グリス、虫の死骸…。

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なぜアルミホイールが「汚い」車が多いのか?

もちろん、一番汚れやすい場所であることは確か。 ただそれだけではありません。

ついてしまった汚れがボディとちがってなかなか落ちにくいことが大きな原因

ボディだと1カ月に1回シャンプーすればそこそこ見た目は綺麗になりますがアルミホイールはそんなものでは追いつきません。 

水洗いはもちろん通常のボディ用のカーシャンプーのいつものペースだとどんどん汚れは溜まっていく一方です。

対策がわかりづらいのも問題のひとつです。

「アルミホイール」「クリーナー」「洗浄」を調べてみると「まぜるな危険」等物騒な単語があらわれます。

酸性、アルカリ性、中性はどうやらアルミホイールの種類によって使い分けないといけません。

また、アルミホイールの防汚コーティング剤を調べると2000~10000円の幅で色々出てきます。

2000円を切るタイプは水をはじく撥水タイプで10000円以上するタイプは水ははじかないことを強調しています。 ただし高価なタイプは硬化タイプなのでコーティング後は半日水をかけてはいけないとか4週間は完全硬化しないとか、かなりマニアックな領域に入ってきます。

アルミホイールのコーティングサービスはガソリンスタンドでの洗車サービスのオプション(数千円)からディーラーのサービス(2万円相場)まで幅広いです。

そちらもそれぞれが色々な事を書いていて何が本当なのかわからなくなります。

意外とお金がかかります。

洗剤も選びづらい上にコーティング剤は市販のものは高いもので1万円。時間もかかるし安いコーティング剤をつかうにしてもマイクロファイバータオルだとか専用スポンジやらホイールに合った洗剤とあわせてみると結局数千円かかります。

業者に頼んでも数千円から数万円、車を業者に持ち込んだら最後、これもあれもと追加料金がかかることも少なくはありません。

いずれにせよわけがわからないものに高いお金は誰も払いたくないのは当然です。

こうしてアルミホイールは手つかずのままどんどん汚れていくのです。 フロントグリルと同様、車の顔なのに。

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油汚れも撥水加工も汚れを寄せ付けます

何も加工しないより撥水加工をしたほうが汚れが落ちにくくなることはご存じでしたでしょうか?

確かにワックスをかけるとワックスの反射が美しく水玉もコロコロ落ちて気持ちのいいものですが、本来防汚の為のものではありません。撥水コート(撥水性を少なめにしたタイプも同様)も防汚性能は低いです。

以下の動画はダストを付けた親水加工のガラス(左)撥水加工したガラス(真ん中)、未加工のガラス(右)にミストをふきつけた画像です。
撥水加工したガラスは未加工のガラスよりも汚れが取れにくいことがわかります。

何のためのコーティング?

  • 綺麗に見せたい
    • ボディビルダーが塗りたくってテカテカ光らせているのがワックス あれはボディが光っているのではありません
    • 肌がツヤツヤであればほんのり汗をかいているくらいが一番きれいなのでは?
    • 車ボディでもアルミホイールでも塗装を綺麗にみせているのは元々から塗布しているクリア層
    • クリア層をとおして光が車のカラー塗装や素材(ホイールの場合)がその反射で美しく見えるのが新車の輝き
    • つまり、コーティングは限りなく透明で限りなく薄く、透過率が高く屈折率が低いものがベストです。
    • 色やカラー処理によって使い分けないといけないとか何重にも重ねるコーティングは本来はあり得ないのです。
  • 防汚効果を高めたい
    • 高級コーティング専門店の最高レベルのコースはボディであれ必ず「親水性」です。「水玉がコロコロ落ちる」「水が流れ落ちる」これはすべて「撥水」の程度でいいかえただけのものです。 当社採用の防汚剤で船底や航空機、電車等過酷な条件下での防汚に使用されているものはもちろん「親水」です。
    • 親水性(水をはじかない)をもったものは有機性であれ無機性であれ汚れを簡単に洗い流すことができます。
    • また、有機性汚れは無機性のものとは分子結合をしません。ウォータースポット汚れも無機性コーティングであれば安心です。
  • 頑丈にしたい
    • 今はやりの硬度9Hコーティング。キリのようなもので突いても割れないとか派手なパフォーマンスで大流行りです。スマホのガラス面を保護するのにベストです。
    • でも9Hという「堅牢さ」は車のボディやアルミホイールには不向きです。 その理由は
      • 車は激しく振動します。 熱衝撃、湿度衝撃、気圧の衝撃、物理的圧力もインパクトのあるものから継続的なものまで最悪の環境と言っていいものです。
      • ボディやアルミホイールの表面のクリア層の硬度は「2~3H」です。皆さんよくご存じの鉛筆の固めくらいのものです。
      • 2Hの硬度の表面に分厚い9Hのものを塗布するとどうなるか? プリンブリュレみたいな美味しいものならいいのですが、硬度の差だけでなく温度係数の違いで熱膨張や振動影響でそのズレが発生しやすくなります。 縦の強度はあっても横の強度は脆いのです。 スマホのガラスフィルムも曲げには弱いのと同じです。
      • 典型的なものが「チョーキング」です。 白い粉っぽいもの(ごく小さなヒビ:マイクロクラック) が内部に見えるようになります)
    • 理想は「クリア層」に薄く分子の網のようなものでしなやかにしっかりと膜を張るような状態なのです。
  • 防汚・美しさを長持ちさせたい
    • 当社は「完全無機」のコート剤を使用しています。 炭素を100%含まないので酸化劣化せず、紫外線の影響も受けません。1000度の熱にも耐える不燃性です。
    • つまり炭素を100% 含まないので変質劣化(変色等)を「しない」のでコート剤を物理的に削り落とさないかぎり効果は半永久的につづくのです。
    • 車の使用状況保管状況により物理的剥離はまちまちですので「数年間持つ」という曖昧な表現は避けますが、物理的剥離の部分で撥水症状がみられるところだけ溶剤を上塗りすれば(といっても50ナノメートルの薄さですのでほんの少し)ずっと効果は続きます。一度コーティングしたところは剥がす必要はありません。
    • 「塗布後しばらく置いた後は完全無機」という他社製品は硬化剤(有機性)が混ざっています。有機性触媒は完全には消失しません。当社溶剤の触媒は水ですので唯一100%無機といれる製品なのです。
  • 安心して防汚処理したい
    • ボディやホイールのクリア層には何の影響もなく超薄膜 ( 50nm ) なので塗りムラも発生せず、変質せず光屈折も小さく透過度も高く熱振動にも強く防汚効果も高い
    • 公共機関やビル(エレベーターのステンレススイッチ板等)、ボート他、もちろん車ディーラー(すべて高級店)でも多くの実績があり安心
    • 正しい知識が必要でかつ高級店のプロ研磨技術者向けの業務用としか溶剤単体では販売されていないものを溶剤取扱スタッフが直接訪問サービス

コーティングしないと防げない危険な汚れがあります

イオンデポジットとウォータースポット。

できてしまうとなかなか簡単にはとれません。

コーティングでイオンデポジットとウォータースポットを防止するにはいろいろな条件が必要となります。

これらは見た目は「汚れ」ですが、結晶と侵食ですので「溶かす」か「削る」しかないのです。

できるまえにコーティングで予防、できたあと、溶かすか削るかした後にコーティングで予防しないと傷んだホイール表面のクリア塗装だけでは済まなくなります。ちゃんとしたコーティングをしないと予防できません。

詳細は動画をご覧ください。

結論

安易にホイールクリーナーやコート剤を使用してはいけません

クリーナーやコーティング剤や道具を購入するくらいの金額でコーティングまで訪問してやってくれるところがあれば・・・。

まずは新車購入時に行っていないアルミホイールの防汚コーティング、その美しさを実感できればボディのコーティングをお試しください。

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